- 爽やかでフルーティな香り
- 苦みが穏やか
- この時期に飲みたい一番搾り


ここで買いました
スーパーで購入しました。
毎年お馴染みの緑豊かなデザインなので出会えた時の安心感と限定ならではの高揚感がありますよね。
350ml缶、500ml缶、中瓶、大瓶の4種類で展開。
(2025/03/26 21:28:46時点 楽天市場調べ-詳細)
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キリンビール 一番搾り とれたてホップ生ビール -2020年収穫-



- ブルワリー:キリンビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
- ホップ:岩手県遠野産IBUKI
こんなビールです
遠野岩手県遠野市で生産されたホップIBUKIを使用したとれたてホップ生ビール。

例年よりも少し遅い11月の発売。
今年はフレッシュホップフェストも例年よりもイベントの規模を縮小していて、意識しないとフレッシュホップの情報が入手できないようにも感じています。
ところで、キリンビールのホームページの記事(2020・2019)を見ると、とれたてホップ生ビールの生産量は2019年の7,000KLから5,800KLに減少、遠野市のホップの生産量も2019年は「ピーク時の5分の1」と書かれていましたが今年は「ピーク時の6分の1」と記述が変更されています。
ホップの消費量は、国内市場シェアの99%を占める大手5社が採用を増やすなどの動きがない限り、伸びることは考えられません。
一方で、10月に発売された富良野生ビール
こちらのビールは北海道富良野産ホップ「リトルスター」を50%以上使用しています。
当初は価格面でのメリットを打ち出したビールでしたが、飲んだ人からの評価が高く、発売から程なくして完売し売り場から姿を消しました。
サッポロビールがトップバリュのブランドで醸造していますが、このままビールの消費が伸びればホップの生産拡大にもつながるのではないでしょうか。
いずれにせよ、国産ホップの未来を握っているのは大手ビール会社。
遠野産IBUKIホップの生産量を維持できるかどうかはキリンビールにかかっているのではないでしょうか。
今年もこのビールを飲むことができるのはうれしいことですが、富良野生ビールのように消費者の心をとらえられるビールになっているのか。
思いを巡らせながら味わってみたいと思います。
いざ乾杯!
角がなくやわらかみのあるホップ由来の柑橘の香りが広がります。
麦芽の香りが思った以上に出ていて、ホップの香りと合わさって程よい軽やかさを奏でてくれているようにも感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むとみかんのような甘みと酸味がふわっと感じられます。
低刺激でとても穏やか。
そこから徐々にレモンティーのような渋みへと味わいが変化していきます。
飲み込んだ後もみかんの渋皮の苦みがピリリと締めくくります。
しかしながら全体的に苦みは緩やかなのでゴクゴクと杯が進みます。
余韻は強すぎず、すっきりめ。
例年より麦芽が強く出ているような印象がありますね。
一番搾りの味わいを第一に据えつつも、ホップの個性が随所で効いています。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
麦芽の風味が出ているためか、フレッシュホップを使ったビールのわりにはホップの香りが穏やか。
普段から一番搾りを飲む人が違和感なく飲めるような味わいに仕上がっているので、この時期はとれたてホップを選ぼうという人が増えるかもしれません。
ホップ推しビール特有のハーブの香りやビシビシとした苦みが好きじゃない人にもおすすめです。
このビールの持つ、みかんのようなまろやかな柑橘香に癒されてください。


