- 口の中に広がるフルーティな香り
- 強めなのに飽きのこない苦み
- 爽快で軽やかなので初夏にピッタリ



ここで買いました
ファミリーマートで購入。
発売日に購入したところ、どの店も在庫に余裕がありました。
350mlと500mlの2パターンで販売されています。

サッポロ ビアサプライズ至福の香り


- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
- ホップ:シトラ、モザイク


こんなビールです
サッポロビール×ファミリーマートというと、開拓使麦酒仕立てが大きな話題を呼んでいましたが、この2社のコラボレーションの中でのいわゆる本命というのがビアサプライズシリーズ。
今年で5年目、今回が第8弾となるビールの名前は至福の香り。
実は2年前に発売したものと同じ商品名になります。

2019は植物をイメージさせるようなグリーンのパッケージでしたが、2021のパッケージは黄色。
ビールの色味と合わせたのか、あるいは香りや苦みを生み出すホップに含まれる黄色の成分のルプリンをモチーフにしたのか、どちらにもとらえ得ることができそうです。
成分はほぼ同じ様ですが、こうやって2種類並べてみてビールの色の違いがくっきり出てくるのはおもしろいですね。
また、違いと言えばパッケージに書かれた英語の表記。
2019年発売のものは、
WE CREATED A SURPRISING FLAVOR REFRESHING AROMA & VIVID BITTERNESS
一方2021年は、
TWO VARIOUS OF FLAVOR HOPS CREATE A BRILLIANT HARMONY OF REFRESHING FLAVOR
気になったのはREFRESHING AROMAがREFRESHING FLAVORに変わったところ。
ビールのテイスティング用語でアロマとは鼻から感じる香りのことを、フレーバーとは口の中に含んだ時に感じられる香りのことを指します。
今回の至福の香りは、その個性が飲み込んだ時に強く感じられるのかも知れません。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、シトラ由来によるライムのような柑橘の香りと、パッショフルーツを思わせるモザイクの香りが入り混じって現れます。
どちらの香りも穏やかで、いわゆるビールらしい麦芽の香りもほのかに漂っています。
それでは乾杯しましょう!!
飲み始めはとてもマイルド。
しかし、徐々にビターな味わいが広がっていきます。
その苦みとともに口の中に現れてくるのが香りです。
飲み始める前とは打って変わって本領を発揮した香りは、まるで舌の上で果実が弾けるかのように柑橘系のフルーティなフレーバーを放ち、時折、マンゴーのような甘みを感じさせてくれます。
また、苦みにも奥行きがあって、飲み進めていくうちに感じ方が変化していきます
そこそこ強めの苦みでも嫌な感じがせず、飽きもこないので心地よい余韻を感じることができます。
麦芽感は控えめ。だからこそホップの個性が伝わってきます
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
初めは抑えめなのに、飲んで行くにつれて段々と香りが強く広がっていく様は、まるでクラシック音楽。
強調すべきところでホップのアクセントをしっかり入れてくるので、どんな人にもその特徴がしっかりと伝わります。
苦みも、ただ苦いだけではなくて段階を経ながら時間とともに変わっていくのもおもしろいです。
全体的にボディは軽やかなので、次第に気温が高くなるこれからの季節に重宝しそうなビールです。
ぜひファミマで見かけたら買ってみてください。



