ユタローです、乾杯してますか?
- コーヒーのようなほろ苦い香り
- 濃密な甘み
- 麦芽の複雑な香りが生み出す余韻
ここで買いました
スーパーで購入しました。
キリンビール SPRING VALLEY Afterdark<黒>(スプリングバレー アフターダーク)
こんなビールです
キリンビールさんのSPRING VALLEY(スプリングバレー)シリーズより、期間限定醸造としてAfterdark<黒>が発売されました。
いわゆる”黒ビール”です。一番搾りなどでは黒を発売していましたが、キリンビールさんで黒系のビールはとてもめずらしいです。
とはいえ、もともとアフターダークは496同様、全国発売される前に通販やタップマルシェ経由で流通していたビール。
5年以上前から存在しているビールなんです。
僕も昔はこういうイベントに顔を出してたな笑
プレスリリースによると
・コーヒーのような香りと柔らかな甘みが感じられ、ラテを思わせるふくよかな口当たりと澄んだ飲み口を両立しています。黒ビールが苦手な方にも楽しんでいただける、冬にぴったりの新しいおいしさです。
・一般に黒ビールの中で有名な“スタウト”のビアスタイルは華やかでしっかりした味わいの「エール」ですが、本商品はすっきりとした味わいが魅力の「ラガー」です。
・醸造家が厳選した特別な麦芽を使用しており、穀皮を取り除き焙煎することで、苦味を抑えコーヒーのようなロースト香を実現しました。
日本の酒販店さんで一般的によく見かける「黒ビール」といえばギネスではないでしょうか。
アイルランド発祥のギネスのビアスタイルはドライスタウトと呼ばれるエールの一種になります。
その他、エチゴビールさんがスタウトを発売しています。
スタウトはカラメルのような濃厚な甘みや、コーヒーのような苦みが口内に広がります。
一方、「ドイツの黒ビール」と呼ばれるものはラガーで、シュバルツと呼ばれるビアスタイルです。
焦がしたようなほろ苦さがあるものの、シュバルツの方が喉越しが軽やかで、後味もすっきりしています。
とはいえ、シュバルツを名乗るにはビアスタイルの厳格な基準をクリアしなければいけません。
日本大手のビール会社の販売する黒生、一番搾り黒、プレモル黒などは「ラガーの黒ビール」です。
しかし、シュバルツスタイルに仕上げるとなると手間がかかり過ぎるので、もう少し基準がゆるいダークラガーがビアスタイルに一番近いんじゃないかなぁと、飲むたびに考えています。
いざ乾杯!
グラスに注ぐとコーヒーのような焦がした香りが立ち上がります。
さらにミルクチョコレートのような甘さも感じられ、同社の一番搾り黒などとの本気度の違いが感じられます。
さすが「これぞクラフトビール」(←懐かしい)のキャッチコピーは伊達じゃないですね
それでは乾杯しましょう!!
口の含むと濃厚な甘みが一気に広がっていきます。
ラガーでありながらもスタウトのようにしっかりとした味わい。
焙煎した香りもまるでコーヒーのようで、焦がしたようなほろ苦さをまとっています。
実際のビール自体の苦みは控えめで、バランスを整える程度にやさしく感じられます。
鼻から抜ける麦芽の香りの中に、通常の麦芽と焙煎麦芽が入り乱れていて奥深い。
このビールは同時期発売のプレモル黒と並んでかなり良いです。
ここのところアサヒのスタウトがやまやに並ばなくなったので、こちらをメインに飲んでいきたいですね。
あ、でも期間限定醸造なので気になる方は早めに購入しましょう。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |