ユタローです、乾杯してますか?
- 刺激的で濃密な味わい
- 食事の個性を邪魔しない軽やかな香り
- 秋のビールといったらコレ


ここで買いました
イオンで購入しました
350mlと500mlの2種類が販売されています。
また、今年は瓶ビールでのラインナップが無いようです。
キリンビール キリン秋味(2022)



こんなビールです
秋ビールの大本営キリン秋味が、2022年もお盆明けより店頭に並び始めました。
もはやこのビールを目の当たりにして季節を感じるようになると言ってもおかしくないです。
このビールはキリンラガービールをベースにしつつ、麦芽量を1.3倍分投入して醸造しています。
また、キリンラガービールは熱処理されたビールで、「生ビール」とは違ってどっしりとした味わいが口に広がります。

ところで公式サイトによると、2022年の販売予定数は、2021年並みの約51万ケース (約6,500KL) 。
ビール全体の出荷数が減少している中で販売予定数を維持しているので、家飲みなどで人気が高いのかもしれません。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、少し黒みのかかった金色のビールが現れます。
一番搾りやキリンラガーと比べると、明るさのトーンがワンランク落ちているような印象があります。
香りはそこまで強くなく、裏を返せばすっきりとしています。
それでは乾杯しましょう!!
口に含んだ途端、きめ細やかな泡が口内を刺激します。
ボディもミディアム以上で、ずっしりとした飲みごたえを感じます。
このビールといえば、やっぱりコクなんですよね。
キリンビールらしい新鮮な酸味やコクを高密度に感じることができます。
飲み込んだ後には、苦みがまるで塗り込まれるかのように舌の奥の方までビシビシと攻めてきます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
焙煎したほろ苦さやカラメルの甘みなど、ロースト麦芽の魅力がしっかりと感じられました。
また、この手の新ジャンルには、飲み込んだ後にスピリッツ由来のアルコール感と渋みが感じられます。
このスピリッツの要素が強く出ると「ビールっぽさ」から離れてしまうように感じられてしまいます。
金麦〈琥珀の秋〉はスピリッツの個性が比較的強く感じられますが、ロースト麦芽の作用で奥行きのある蒸留酒を飲んでいるかのような気分にさせてくれます。
まぁ、これもこれでありなんじゃないでしょうか。
しっかりめの味なので、食事のお供や3杯目以降に飲むのに最適です。

