- 水割りのようなアルコール感
- 苦み・渋みがなく、酸味がメイン
- おつまみと共にゆっくり楽しみたい


ここで買いました
発売日にコンビニで160円で購入。
新ジャンルの販売価格が変更になったため、若干割高になったように感じました。
こちらは350mlと500mlが販売されています。
サントリー 金麦〈濃いめのひととき〉2020


- ブルワリー:サントリー
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:6.0%
こんなビールです
サントリーが冬に向けて発売する金麦の数量限定ビール。


金麦は他の新ジャンルと比べてすっきりした味わいですが、金麦〈濃いめのひととき〉は「コクのあるしっかりとした味わい」をコンセプトに醸造されています。
まぁ秋冬に発売される商品の大半はのどごしよりコクが重視される傾向にありますね。
さて、プレスリリースによると、
昨年ご好評いただいた「金麦〈濃いめのひととき〉」の味わいの骨格はそのままに、「金麦」こだわりの素材である「贅沢麦芽」※1により、深いコクにさらに磨きをかけました。また「金麦」と比べて1.3倍の「旨味麦芽」を使用するとともに、ミュンヒナー麦芽を一部使用※2することで、“濃いめでまろやかな味わい”を実現しました。アルコール度数6%で、しっかりとした味の厚みもお楽しみいただけます。
パッケージは、高級感のある深緑と金の組合せにより、上質で落ち着いたデザインに仕上げました。※1 「旨味麦芽」に加え、こだわりの国産麦芽を一部ブレンドしたもの
※2 原材料となる発泡酒の醸造においてミュンヒナー麦芽を一部使用
昨年の金麦〈濃いめのひととき〉を踏襲したつくりになっているようです。
と思って過去のレビューを見てみたら、2019年の時も2018年と成分は同じでした。つまり、それだけ人気が定着しているということなのでしょう。
それにしても、このパッケージの色合い、とてもかっこよいデザインに仕上がっていると思いませんか?。
上からのぞくと、タブの周り一帯が金色があしらわれていて、新ジャンルなのにあたかもヱビスのような高級感を感じます。

表面の金麦ロゴもプレモルみたいに英語のロゴがカットインしたらさらにクールになりそうですね。
いざ乾杯!
グラスからは軽やかな麦芽の香りとアルコールが感じられます。
泡はあまり立たず、しばらくすると表面から消えていきます。
それでは乾杯しましょう!!
イメージ的には金麦を濃くした感じ。
苦みや渋みは控えめで、金麦らしい軽やかなボディが健在です。
一方でスピリッツのアルコールが口の中で強く残り、酸味が広がっていきます。
口に含むと麦芽の香りが広がります。
ただし、麦芽特有の甘みはありません。
飲み込んだ後も口の中にアルコールと酸味がかなり残ります。
ウィスキーみたいな感じの余韻が続いていくので、乾き物なんかをつまみたくなります。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
金麦らしい軽やかさをそのままに、口の中で麦芽の香りを漂わせつつも、ドライですっきりしたビール。
かといって苦みがあまりなく、酸味が強く出ています。
水割りが好きな人には向いているかもしれません。
もう少し踏み込んで言うと、スピリッツらしさが色濃く出ていてビールにはなかなか出せない味わいかも知れません。
実質の値上げにより価格面で勝負しづらくなった新ジャンル。その強みを感じる一杯です。


