ユタローです、乾杯してますか~?
大手ビール会社が毎年発売する秋冬の限定ビールが続々と発売されていますね。
そんな中、サッポロビールとファミリーマートのコラボシリーズ・ビアサプライズより第9弾のビアサプライズ至福のコクが発売されました。
味わいのポイントがタイトルでわかり、だれもが楽しめるとても明快なビールなんです。
ビールが好きな人からの注目度が高く、気がついたら店頭分があっという間に完売してしまうこともあります。
そんな2021年9月28日に発売された至福のコクを飲んでみたいと思います。
- ハーブのようなホップの香り
- 口の中からあふれる麦芽のうまみ
- 深いコクと鮮烈な苦みが織りなす余韻
ここで買いました
ファミリーマートで購入しました。
このビールは全国のファミリーマートの酒類取扱店でのみ販売されています。
サイズは350mlと500mlの2種類。
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サッポロ ビアサプライズ至福のコク
ビアサプライズシリーズとは
サッポロビールとファミリーマートのコラボレーションブランドであるビアサプライズシリーズ
2021年に5周年を迎えたこのシリーズは、「驚きのある美味しさ!」を伝えるために、原料や製法にこだわったビール造りを行っています。
伝えたいテーマは毎回変わりますが、商品名の頭には必ず”至福の”という言葉が入っています。
- 至福の苦み(2016.6.14)
- 至福のコク(2017.1.17)
- 至福のキレ(2017.8.1)
- 至福の深み(2018.10.2)
- 至福の香り(2019.4.23)
- 至福の余韻(2020.4.14)
- 至福の苦み(2020.7.7)
- 至福の香り(2021.4.20)
- 至福のコク(2021.9.28)
こんなビールです
至福のコクは、シリーズ第2弾として2017年にも一度発売されたことがあります。
一方、2021年の至福のコクは、「味わいの異なる3種の麦芽をブレンドすることと、奥深い味わいにつながる苦みを持つ厳選された3種のビターホップを使うことで、複雑味のある深いコクを追求」して造られたそうです。
商品名は同じでも、どういうビールを表現したいかによって、使用する原料の選定やアルコール度数の調整など、ビール全体の設計が大きく変わってくるのはとても興味深いですね。
銘柄こそは明かされていませんが、異なる3種の麦芽を使用していることを強く打ち出しているので、コクが多重層のように感じられるのかなと飲む前から期待が高まります。
また、麦芽だけではなく、ホップにもこだわりがあります。
コク=麦芽のイメージはあるものの、その味わいをさらに奥深いものにするために3種のビターホップを使用しているとのこと。
これはますます期待が高まりますね。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、少し褐色を帯びた金色のビールが姿を現します。
同時に、ホップ由来のハーブっぽい香りが広がります。
コク重視のビールにしてはめずらしく、わずかに柑橘のような甘み感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
ひと口飲むと、麦芽のうまみが舌に絡みついてきます。
この麦芽の風味には立体感があり、異なる種類のものが重なり合っていることが伝わってきます。
さらに、麦芽の個性はふくよかな香りを口の中に広げ、鼻からスーッと抜けていきます。
もうこの時点で、至福のコクの麦芽の魅力があふれています。
しかし、このビールが本領発揮するのはここからなんです。
ビールを飲みこみ、口の中にカラメルのような甘みをほのかな甘みが残ったかと思いきや、グレープフルーツの渋皮のようなビターな苦味へと一気に収斂されていきます。
この苦み、かなり鮮烈です。
舌をピリッとさせつつも、麦芽の香りも同時並走するため、多重層な余韻を感じさせてくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
それぞれ3種類使われている麦芽とホップの個性が重なり合い、かなり奥深い味わいを作り出しています。
やはり特筆すべきは飲んだ後の余韻
麦芽の複雑なコクの中を、グレープフルーツの渋皮のような苦みが一筋の光がさすように駆け抜けていくところはとてもおもしろいです。
ホップの苦味との調和によって、ヱビスともまた違うコク深さを作り出しています。
飲むたびに発見があるおもしろいビールなので、見つけたらぜひ複数買ってみてください。