- 5種類のホップによる奥行きのある香り
- ライトボディで爽快な苦みと喉ごし
- クラフトビールを飲んだことがなくても受け入れやすい


ここで買いました
スーパーで購入しました。
ちなみにコンビニ限定で500ml缶も販売されています。
TOKYO CRAFTシリーズでは初めての500ml缶なのでサントリーさんの意気込みが感じられます。
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サントリー TOKYO CRAFT(東京クラフト)〈ゴールデンエール〉2020



- ブルワリー:サントリー
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ゴールデンエール
- アルコール:5.5%
こんなビールです
TOKYO CRAFTの限定醸造で、ありそうで無かったゴールデンエール。
淡色の麦芽を使用し、看板商品のペールエールと比べてすっきりとした喉ごしとホップの個性を活かした味わいが特徴のビアスタイルです。
まずはパッケージのデザインに注目してください
金色の缶に架かる虹のアーチ。
おそらくオリンピックを意識したものだと思われます。
某オフィシャルスポンサーのデザインと比べるとメチャクチャかっこいいですよね。
さらに裏面を見てみると、使用されている5種類のホップの名前がイラストとともに書かれています。
ホップの名前を字面で追うよりもわかりやすいですし、なによりもかわいらしくて印象に残りますよね。
なんかもう、このデザインだけでもやられた感じがしそうです。
さて、ニュースリリースをみてみると、
国産ゴールデン麦芽を100%使用し、さらに5種類のホップを使用することで、ビ―ルとしての満足感がありながら、爽やかな香りと軽快な後口が楽しめる、夏においしい味わいに仕上げました。
今回は5種類ものホップが使用されています。
それぞれの特徴をざっくり説明すると、
- パール…草っぽくてスパイシー
- シトラ…シトラスみたいにスースーする
- ハラタウブラン…白ワインのような香り
- ネルソンソーヴィン…白ワインや洋なしの香り
- テトナンガー…スパイシーで爽快
まぁ大体こんな感じです。
いざ乾杯!
グラスに注ぎ込まれたのは明るい金色のビール。
スーパードライとか、割りと大手さんのビールに近い色合いです。
開栓するとハーブのような植物っぽい香りが軽やかに感じられます。
白ワインっぽいぶどうの香りも湧き上がってくるので、ラガーのような見た目でも全然違うものなんだと思わせてくれます。
それでは乾杯しましょう!!
口に含んだ途端、ビールが舌をビリビリと刺激します。
ボディは軽やかで、レモンのような苦味が広がりつつ、時折、果汁のような甘さがにじみ出てきます。
刺激的だけどくどくなくて飲みやすいし、ホップの香りに奥深さがあっておもしろい!
ここまではスッキリとしたビールといった印象でした。
でも、ここからが本番なんです!
飲み終えた後からは、グワっと広がる苦み。
これが結構インパクトがあって口の中に尾を引いていきます。
さらに、シトラのスースー感、喉奥からはワインを飲んだかのような熱が感じられます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
ライトボディだけど香りに奥行きがあり、味わいに緩急がついているので飲んでいて全く飽きないビールです。
正直なところ、バーレイワインやケルシュなどを発売してきた東京クラフトの限定醸造シリーズの中ではゴールデンエールはやや地味なビアスタイルだと思っていましたが、たった1杯で様々な体験をさせてくれました。
僕の中では、このビールでゴールデンエールというビアスタイルを再認識できたといっても過言ではありません。
それだけ貴重なビール。
また、大手ビール会社の販売するビールに喉ごしが近く、普段は変わったビールにあまり手を出さないという人でも比較的受け入れやすいように感じます。
麦芽の存在感が控えめでスッキリしているので、濃色系や甘みのあるビールが苦手な方にもおすすめです。
このビールでゴールデンエールに興味を持った方は、同じくホップの個性を最大限に活かしたSORACHI1984をぜひ飲んでみてください。

